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    終電間際、人の流れに逆らい繁華街の奥へと進む。 大都会にも関わらず人影のない路地裏で、うずくまっている女が一人。 近寄って話しかけてみると、まだあどけない雰囲気の残る女だった。 話しかけると「一緒に飲んでる人いた…、いたのになんでぇ…」と今にも泣き出しそうだ。 詳しく聞くと記憶だけでなく財布も行方不明らしくもう身動きがとれないという。 根が家族思いなのだろう、こんな状態にも関わらずまだ幼い弟のことを気にしていた。 私はそんな話を聞きながらもこの女の胸の膨らみと時折見せるくびれや下着の事で頭がいっぱいになっていた。 たぎる興奮を抑え、女を担ぎ上げて家に連れ込んだ。 女はベッドにたどり着く前に、すうすうと寝息をたてて眠り込んでしまった。 私は女を起こさないように、ゆっくりと、そのハリのある若い体に手を伸ばした………

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